続かない原因はここにあった・・・


<現状維持の法則>
「ダイエットのために糖質制限を始めよう」
「毎日日記を書くことにしよう」
「英会話の勉強を継続しよう」…などなど、新たに習慣化したいことがあるのに、なかなか継続できない。
こんな悩みは誰しも抱えた記憶があるでしょう。 プリンストン大学のエルダー・シャフィール博士が提唱した
「人間は選択肢が多すぎる場合、同じような選択をしてしまう」という現象のことです。 新しいことを習慣にするのは
簡単ではありません。 それは選択肢が多い中で、無意識に現状を維持してしまっているからです。 転職だったり副業開始を
迷っていても長らく決定できず、そうすると考えることに疲弊・思考停止状態に陥りこのままの状態でいいと判断してしまうのも
同様の現象です。 ダイエットや勉強も目先の楽しいことや楽な方を選んでしまい、変化しない現状維持を選択してしまいます。
いくらメリットを多く語って伝えたとしても、ほとんど効果がないほど人間は(日本人は特に・・・)現状維持を好むと言われています。
そもそも備わっている人間の機能の部分によるものなので、根性や我慢強さが足りないのではなく、無駄に選択肢を増やしていることが
大きな原因とも言えます。 対策として効果的なのは、「現状を維持しながら行動を始める」という点です。
・毎日30分のウォーキングが難しそうなら、5分だけでも歩くようにする。
・1ページの日記を書くことを目標にするのではなく、まずは3行日記から始める。
現状からの変化の幅が小さいものを積み重ねていくことが重要です。 一気に大きく変化させるのは難しく、瞬間的には実行可能でも
継続できる可能性がぐんと低くなります。 あくまでも少しづつの変化つまりは「スモールステップ」が新しいことを習慣化するために
必要になってきます。 一般に、21日間(3週間)同じ行動を続けられると、習慣として定着すると言われています。
つまり3週間を第一の目標値に設定すると良いでしょう。 継続できるように少しずつ行動を変えられれば、必ず習慣化成功へと
つながるでしょう。