精神を健康に保つ秘訣


現代はストレス過多社会と言われ精神的な疲れを感じている人が多いと言われています。 今回は科学的根拠に基づいて精神を強くして、
メンタルを健康に保つ方法を3つお届けします。
①ネガティブ要素を遮断する
ネガティブ思考にならないために、ネガティブな要素を受け入れない事が重要です。そのために「人の感情は伝染する」ということを
覚えておきましょう。 元気で明るくポジティブな人と一緒に過ごせば自分も明るい気持ちになり、愚痴や批判ばかり言っている
ネガティブな人と一緒に過ごすと自分まで落ち込んだ気分になってしまいますよね。 これは人間の脳にはミラーニューロンという
神経細胞があるからだと言われています。ミラー(鏡)という名前が付いているように、私たちは無意識に相手の習慣や発言や行動を
真似してしまう、 という性質を持っているのです。特にネガティブな事ほど感染しやすいというから厄介です。精神をポジティブに
保つためにも「ネガティブな人とは関わらない」 「ネガティブな情報は見ないようにする」など人間関係やSNS・ニュースなどから
取り入れる情報に細心の注意を払いましょう。情報過多な現代社会では自分の精神を守る姿勢が必要です。
②書くことを習慣にする
日記などで自分の感情を文章にして書き出すことでメンタルを安定させる効果があることが分かっています。気持ちを文章にして
書き出すと思考が整理され、 自分を客観的に見ることができ、自己認識が高まることでメンタルに良い影響を与えるからです。
自己認識とは自分の内面を知るということです。自分が何を考えて何を求めているのかを知る事で、 人間関係や仕事の選択など、
不快感を与えるものと関わらないための対策ができるようになります。また、ポジティブな事を書くと幸福感が高まるという
研究結果もあります。 短い文章でも構いませんので、毎日自分が経験したポジティブな事を書く習慣を身に付けましょう。
③筋トレをする
不安に対する筋トレの効果を調べた研究では、置かれている状況に関わらず、大幅に不安が軽減されたという結果が出ています。
また、抑うつに対する筋トレの効果を調べた研究の統計解析では、 筋トレは成人の抑うつ症状を大幅に改善することが分かっています。
このような研究からも筋トレがメンタルを健康に保つためにとても効果的な方法であることは明らかです。 さらに筋トレなどの
運動をすることによって、気分を高めてくれるエンドルフィンという神経伝達物質が出ます。このエンドルフィンによって
私たちは前向きな気分になることができるのです。
精神的な健康は肉体の健康に繋がり、肉体の健康は精神の健康に繋がります。
ぜひこれらの方法を実践し、精神的にも肉体的にも健康で生き生きと生活していきましょう。