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無意識に起こる脳の勘違いで人生を損している!?

仕事

​ ​ 実は私たちの脳は気付かないうちにたくさんの勘違いを起こしています。 人生で損をしないために、

「脳の勘違い」に関する知識を身に付けましょう。 ​​

①プラシーボ効果を理解する

プラシーボ効果は、思い込みがいい影響を及ぼすというものです。 例えば、効果があると思い込んで

飲んだ偽薬(何も効果がない薬)により実際に体調がよくなったり、消費カロリーを具体的に意識して

運動した時の方が何も意識せず運動するよりも体脂肪が落ちたりする効果のことです。

これは脳が勘違いをすることで、必要な脳内物質を分泌しているからなのです。 ​ ​

②認知的不協和の罠に気付く

「朝から晩まで一生懸命に働いているのに報酬が低い」などの矛盾した状況を認知的不協和と呼び

ます。 私たちはこの認知的不協和を嫌うため、何とかして解決しよう、という意識が働きます。

そして脳は目の前の現実を正当化するのです。つまり「この仕事は報酬は低いけど楽しくやりがいが

ある」などという感じです。 この認知的不協和の罠にハマらない為にも目の前の現実を客観的に見て、

自分に都合のいいように考えていないかを意識するようにしましょう。 ​ ​

③脳の前頭前野を鍛える

自分を客観的に見たり論理的に考えるには、脳の前頭前野を鍛えることが有効です。その鍛え方を3つ

お伝えします。 まずは積極的に新しい経験をしましょう。大げさな事でなくても、いつもと違う道を

通る、いつもと違う店に入る、いつもと違うメニューを頼むなど小さな違いでも十分に脳に刺激を

与える事ができます。 次に脳をしっかり休めましょう。生活に余裕を持つ、きちんと休息をとる、

やるべき事をため込まない、などを意識して過度なストレスを抱えないようにしてください。

最後に、食事・睡眠・運動を整えましょう。栄養バランスの取れた食事、質のよい睡眠、適度な運動は

前頭前野を活性化させるのに不可欠な要素です。 ​ ​ 脳の勘違いに気付き、生活の中の損を限りなく

減らしていきましょう。