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当たり前を疑うこと

仕事

社員は同じ時間に出社しなければならない

地方都市だと成功のチャンスが少ない

など、世の中には「当たり前」が様々な場面で存在しています。何かについて考えた時、すぐに「それが出来ない理由」

「思うようにいかない理由」が頭をよぎるかもしれませんが、「○○だから無理」「××だから出来ない」と考えてしまったら、

そこからはもう前進することはないでしょう。本当に大切なのはそんな思い込みを捨てて、「どうすればできるのだろう?」と

それを可能にする方法を考えることなのです。

いつからか自分の中に勝手に出来上がっていた「当たり前」を捨て、自己実現に向けた新たな一歩を進む方法をお伝えします。

①しっかりと考えるための時間を作る

私たちの大多数が働いている日本企業では、部署や担当職種によって業務内容が異なるにも関わらず出社時間は皆同じです。

本来、会社全体の業務効率だけにフォーカスして考えれば、全社員が同じ時刻に出社する必然性は見当たりません。

それでも出社時間をそろえる理由は、「現場が早くから働いていて申し訳ないからそのタイミングに合わせよう」という日本人特有の

横並び気質があるからと言えます。しかしこうした働き方では、本来クリエイティブに何かを発想したり、ひらめきが重要な仕事を

すべき人までもが同一性を求められてしまうのです。業務遂行の中で本当に大切なのは、この世にないものを新たに生み出す仕事に

対してどれだけの時間を割けるのか、ということです。

新たなものを生み出すには、「それを考える時間」を絶対に確保する必要があります。

①ひとりの時間を確保し、自らで考えを深める。
②多様な人たちとディスカッションする。
③信頼できる誰かに話しながら、考えを構築・検証する。

これらの3つは「ゼロ→イチ」を産み出すために必ず必要な創造時間として捉えるようにしましょう。

時間は有限である

誰も自分の残り時間を増やすことはできない、ということは忘れるべきではありません。

なぜなら、ほとんどの人が直面している問題の多くは「時間を無駄にしている」そして「無駄にしていることに対する抵抗感が

薄れている」という感覚によって引き起こされているからです。

時間は、全ての人に平等で有限な資産です。どんなにお金を払っても手に入れられるものではありません。限りある時間の貴重さを

心から理解すれば自分の時間の使い方が丁寧で慎重になり、その時間をもっと有意義で価値のあるものに

しようとするでしょう。そうすればおのずと相手の時間を無為に奪うこともなくなり、

自分だけでなく周りの人を幸せにすることに繋がります。