休日の効率的な過ごし方

みなさん、休日はどのようにお過ごしでしょうか?
私たち現代人には休日にやるとストレスが増加したり、幸福度が低下してしまったり、余計に疲れて
しまったりというデメリットを引き起こす行動があるようです。そこで今回は、休日にやっては
いけないこと3選をお伝えします。
【ひとりで食事をする】
調査によると、単独で食事を済ませるよりも、友人や家族と食卓を囲む時間には様々な素晴らしい
メリットがあることが分かっています。 元をたどれば私たち人類は集団で生活し、太古の昔から家族や
仲間と食事をする習慣を長い間続けて生きてきました。その結果、私たちは誰かと一緒に食事をして
いる時、 自動的に脳が「今、自分の身は安全である」と認識することでポジティブなホルモンを分泌
したりポジティブな感情が沸き上がってくるのです。 現代では「便利になったから」、「時短になる
から」と言って一人で食事をするのはとてももったいないことです。 平日は難しくとも、せめて休日は
家族や仲の良い友達と食卓を囲み、幸福度を高めたいものですね。
【仕事のことを考える】
休日であるにもかかわらず仕事についてあれこれ考えてしまうとストレスが跳ね上がり、幸福度が
下がってしまうという事実が研究によって明らかにされています。 現代はスマホやネットの普及により
24時間仕事をできる(できてしまう)環境になっており、オンオフ問わず常に仕事の情報が入って
きたり、考えてしまう機会が多いかと思います。しかし、それをやってしまうと永遠にあなたの疲れは
取れないままで休日を終えることになってしまいます。 是非仕事とプライベートでは情報との接し方を
意図的に切り替えるように心がけましょう。
【ソーシャルジェットラグを作る】
ソーシャル・ジェットラグとは「社会的時差ぼけ」のことを指します。海外旅行などで時差ボケが
辛いのを身をもって体感したり、そうした経験談を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
それと同じく、平日は忙しさ故に寝る間も惜しんで働いて、休日になるといつもよりも長めに睡眠を
取って・・・という方は多いと思います。実は起床する時間を遅くすることは、体内時計を狂わせる原因に
なります。いわゆる「寝だめ」は人体に好影響は及ぼさず、むしろ体内時計がズレることで時差ボケの
要素を作りだし、不調の原因になることが分かっているのです。休日も平日と同じ起床時間を一定に
保つことが重要で、どうしても必要であれば2時間以内の昼寝であれば影響はないようです。
いつも通りいったんは起きる、という習慣は崩さず、体調不良の原因を作らないように心がけてみて
ください。
「やりがちだけどやるべきではない」ことが多くあったと思います。
みなさんの日々の生活の中で心当たりがあればこれを機会にぜひ改善し、休日にはより効率的な心身の
回復を目指しましょう。